給排水

給排水の配管材料

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給水・給湯・排水・通気・消火の管材を、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版(修補版)の表2.2.6・表2.2.8 から引く参照ページです。施工で外せない点もあわせて載せています。

確認してください

管材は特記による。仕様書の表は選べる管材の範囲を示すもので、この表から好きに選んでよいという意味ではない。実際に採用する管材は特記仕様書で決まる。

給排水の配管材料

給水管の管材(表2.2.6)

答え

管材は特記による。SGP-VA/VBは一般配管用、SGP-VDは地中配管用
根拠
2.1.2.5 給水、給湯及び消火用(表2.2.6)

⚠️ 注意

  • 管材は特記による。表2.2.6 は選べる管材の範囲を示すもので、この表から好きに選んでよいという意味ではありません
  • SGP-VA・SGP-VB は一般配管用、SGP-VD は地中配管用です。ポリ粉体鋼管の SGP-PA・SGP-PB(一般配管用)と SGP-PD(地中配管用)も同じ区別です
  • ポリエチレン管は屋外埋設用です(表2.2.6 の注)。ナイロンコーティング鋼管の使用温度は60℃以下です
  • JIS 規格の中身(寸法表・材料試験値等)は本ページには載せていません。規格本体で確認してください
計算式・参考文献+

給水管の管材(表2.2.6) → 2.1.2.5 給水、給湯及び消火用(表2.2.6) の表引き

▶ 【給水管の管材(2.1.2.5/表2.2.6)】

表2.2.6 給水、給湯及び消火管 のうち 用途に「給水」を含む行

呼称規格番号規格の名称備考用途
塩ビライニング鋼管JWWA K 116水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管SGP-VA(一般配管用)/SGP-VB(一般配管用)/SGP-VD(地中配管用)給水
塩ビライニング鋼管WSP 011フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管SGP-FVA(一般配管用)/SGP-FVB(一般配管用)/SGP-FVD(地中配管用)給水
ポリ粉体鋼管JWWA K 132水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管SGP-PA(一般配管用)/SGP-PB(一般配管用)/SGP-PD(地中配管用)給水
ポリ粉体鋼管WSP 039フランジ付ポリエチレン粉体ライニング鋼管SGP-FPA(一般配管用)/SGP-FPB(一般配管用)/SGP-FPD(地中配管用)給水
ナイロンコーティング鋼管WSP 067ナイロンコーティング鋼管SGP-FNP/SGP-RNP給水
ステンレス鋼管JIS G 3448一般配管用ステンレス鋼鋼管—給水、給湯、消火
ステンレス鋼管JIS G 3459配管用ステンレス鋼鋼管—給水、給湯、消火
ステンレス鋼管JWWA G 115水道用ステンレス鋼鋼管—給水、給湯
ステンレス鋼管JWWA G 119水道用波状ステンレス鋼管—給水
銅管JIS H 3300銅及び銅合金の継目無管硬質(M)給水、給湯
被覆銅管JIS H 3330/JWWA H 101外面被覆銅管/水道用銅管—給水、給湯
保温付被覆銅管JCDA 0008保温付被覆銅管硬質又は軟質給水、給湯
塩ビ管JIS K 6742水道用硬質ポリ塩化ビニル管VP又はHIVP給水
塩ビ管JWWA K 129水道用ゴム輪形硬質ポリ塩化ビニル管HIVP(Ⅰ形又はⅡ形)/VP(Ⅰ形又はⅡ形)給水
ポリエチレン管JIS K 6762水道用ポリエチレン二層管—給水
ポリエチレン管JWWA K 144水道配水用ポリエチレン管—給水
架橋ポリエチレン管JIS K 6769架橋ポリエチレン管—給水、給湯
架橋ポリエチレン管JIS K 6787水道用架橋ポリエチレン管—給水
ポリブテン管JIS K 6778ポリブテン管—給水、給湯

※ 管材は特記による。仕様書の表は選べる管材の範囲を示すもので、この表から好きに選んでよいという意味ではない。実際に採用する管材は特記仕様書で決まる。

表2.2.6 の注

  1. 規格にない塩ビライニング鋼管、ポリ粉体鋼管及び塩ビ管の材料、製造方法、品質等は、JWWA K 116、JWWA K 129及びJWWA K 132に準ずるものとする。
  2. 被覆銅管は、呼び径20までの銅管に替えて使用してもよい。
  3. 保温付被覆銅管は、給湯用の銅管で壁又は床埋設する場合に、銅管に替えて使用してもよい。
  4. ポリエチレン管は、屋外埋設用とする。
  5. 消火用配管は、消防法令に適合するものとする。
  6. ナイロンコーティング鋼管の使用温度は60℃以下とする。
  • ・管材は特記による。表2.2.6 は選べる管材の範囲を示すもので、この表から好きに選んでよいという意味ではない。実際に採用する管材は特記仕様書で決まる。
  • ・塩ビライニング鋼管(JWWA K 116 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管)は、SGP-VA と SGP-VB が一般配管用、SGP-VD が地中配管用。記号の末尾で使う場所が変わる。
  • ・フランジ付(WSP 011 フランジ付硬質塩化ビニルライニング鋼管)も同じ区別で、SGP-FVA と SGP-FVB が一般配管用、SGP-FVD が地中配管用。
  • ・ポリ粉体鋼管(JWWA K 132 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管)も同じで、SGP-PA と SGP-PB が一般配管用、SGP-PD が地中配管用。フランジ付(WSP 039)は SGP-FPA・SGP-FPB が一般配管用、SGP-FPD が地中配管用。
  • ・ナイロンコーティング鋼管(WSP 067)は SGP-FNP と SGP-RNP。表2.2.6 の注により、使用温度は60℃以下とする。給水用で、温度の制限がついている点を落とさない。
  • ・ステンレス鋼管は、JIS G 3448 一般配管用ステンレス鋼鋼管と JIS G 3459 配管用ステンレス鋼鋼管が給水・給湯・消火、JWWA G 115 水道用ステンレス鋼鋼管が給水・給湯、JWWA G 119 水道用波状ステンレス鋼管が給水。用途の範囲が規格ごとに違う。
  • ・銅管は JIS H 3300 銅及び銅合金の継目無管で、備考は硬質(M)。表2.2.6 の注により、被覆銅管は呼び径20までの銅管に替えて使用してもよい。
  • ・塩ビ管は JIS K 6742 水道用硬質ポリ塩化ビニル管(VP又はHIVP)と JWWA K 129 水道用ゴム輪形硬質ポリ塩化ビニル管(HIVP・VP のⅠ形又はⅡ形)。
  • ・ポリエチレン管(JIS K 6762 水道用ポリエチレン二層管、JWWA K 144 水道配水用ポリエチレン管)は、表2.2.6 の注により屋外埋設用とする。屋内に回さない。
  • ・架橋ポリエチレン管は JIS K 6769 架橋ポリエチレン管が給水・給湯、JIS K 6787 水道用架橋ポリエチレン管が給水。ポリブテン管は JIS K 6778 で給水・給湯。
  • ・表2.2.6 の注により、規格にない塩ビライニング鋼管、ポリ粉体鋼管及び塩ビ管の材料、製造方法、品質等は、JWWA K 116、JWWA K 129及びJWWA K 132に準ずるものとする。
  • ・継手側の話。塩ビライニング鋼管、耐熱性ライニング鋼管及びポリ粉体鋼管でねじ接合をする場合の継手は管端防食管継手とし、パイプニップルは管端防食管継手用パイプニップルとする(給湯管は除く)。
  • ・ステンレス鋼管のメカニカル形管継手の種類は特記による。
  • ・2.1.1 一般事項。都市ガス又は液化石油ガス以外に水配管用亜鉛めっき鋼管又は配管用炭素鋼鋼管を使用する場合は、呼び径100以下は鍛接鋼管(SGP-B)、熱間仕上げ電気抵抗溶接鋼管(SGP-E-H)又は電気抵抗溶接鋼管(SGP-E-G)のうち耐溝状腐食電縫鋼管とし、呼び径125以上は電気抵抗溶接鋼管(SGP-E-G)のうち耐溝状腐食電縫鋼管とする。
  • ・本ページに載せているのは規格番号と規格名称だけで、JIS 規格の中身(寸法表・材料試験値等)は載せていない。

【給湯管の管材(2.1.2.5/表2.2.6・2.4.9)】

表2.2.6 給水、給湯及び消火管 のうち 用途に「給湯」を含む行

呼称規格番号規格の名称備考用途
耐熱性ライニング鋼管JWWA K 140水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管SGP-HVA給湯
ステンレス鋼管JIS G 3448一般配管用ステンレス鋼鋼管—給水、給湯、消火
ステンレス鋼管JIS G 3459配管用ステンレス鋼鋼管—給水、給湯、消火
ステンレス鋼管JWWA G 115水道用ステンレス鋼鋼管—給水、給湯
銅管JIS H 3300銅及び銅合金の継目無管硬質(M)給水、給湯
被覆銅管JIS H 3330/JWWA H 101外面被覆銅管/水道用銅管—給水、給湯
保温付被覆銅管JCDA 0008保温付被覆銅管硬質又は軟質給水、給湯
架橋ポリエチレン管JIS K 6769架橋ポリエチレン管—給水、給湯
ポリブテン管JIS K 6778ポリブテン管—給水、給湯

※ 管材は特記による。仕様書の表は選べる管材の範囲を示すもので、この表から好きに選んでよいという意味ではない。実際に採用する管材は特記仕様書で決まる。

  • ・管材は特記による。表2.2.6 は選べる管材の範囲を示すもので、実際に採用する管材は特記仕様書で決まる。
  • ・給湯のライニング鋼管は耐熱性のもの。JWWA K 140 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管、記号は SGP-HVA。給水側の SGP-VA と取り違えない。
  • ・ステンレス鋼管は、JIS G 3448 一般配管用ステンレス鋼鋼管と JIS G 3459 配管用ステンレス鋼鋼管が給水・給湯・消火、JWWA G 115 水道用ステンレス鋼鋼管が給水・給湯。JWWA G 119 水道用波状ステンレス鋼管の用途は給水で、給湯は入っていない。
  • ・銅管は JIS H 3300 銅及び銅合金の継目無管、備考は硬質(M)。被覆銅管は JIS H 3330 外面被覆銅管・JWWA H 101 水道用銅管。
  • ・保温付被覆銅管は JCDA 0008、備考は硬質又は軟質。表2.2.6 の注により、給湯用の銅管で壁又は床埋設する場合に、銅管に替えて使用してもよい。
  • ・樹脂管は JIS K 6769 架橋ポリエチレン管と JIS K 6778 ポリブテン管が給水・給湯。JIS K 6787 水道用架橋ポリエチレン管の用途は給水で、給湯は入っていない。
  • ・継手側の話。耐熱性ライニング鋼管でねじ接合をする場合の継手は管端防食管継手とするが、パイプニップルを管端防食管継手用とする規定からは給湯管が除かれている。
  • ・2.4.9 給湯配管。配管は、管の伸縮を妨げないようにし、均整な勾配を保ち、逆勾配、空気だまり等循環を阻害するおそれのある配管をしてはならない。
  • ・2.4.9 給湯配管。湯沸器と給水管及び給湯管の接続は、銅製又はステンレス鋼製のフレキシブルチューブ((公社)日本水道協会認証品)を使用してもよい。
  • ・給湯管は、上記のほか 2.4.7「給水配管」の当該事項による。給水側の決めごとが給湯にもかかる。
  • ・本ページに載せているのは規格番号と規格名称だけで、JIS 規格の中身(寸法表・材料試験値等)は載せていない。

【排水・通気管の管材(2.1.2.6/表2.2.8)】

表2.2.8 排水及び通気管(全行)

呼称規格番号規格の名称備考用途
鋼管JIS G 3442水配管用亜鉛めっき鋼管—雑排水、通気、ドレン
鋼管JIS G 3452配管用炭素鋼鋼管白管雑排水、通気、ドレン
排水用塩ビライニング鋼管WSP 042排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管—汚水、雑排水、雨水、通気
コーティング鋼管WSP 032排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管—汚水、雑排水、雨水、通気
塩ビ管JIS K 6741硬質ポリ塩化ビニル管VP・VU汚水、雑排水、雨水、通気、ドレン
塩ビ管AS 58排水用リサイクル硬質ポリ塩化ビニル管REP-VU汚水、雑排水、雨水、通気、ドレン
塩ビ管JIS K 9798リサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管RF-VP汚水、雑排水、雨水、通気、ドレン
塩ビ管JIS K 9797リサイクル硬質ポリ塩化ビニル三層管RS-VU汚水、雑排水、雨水、通気、ドレン
耐火二層管―排水・通気用耐火二層管(JIS K 6741「硬質ポリ塩化ビニル管(VP)」又はJIS K 9798「リサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管(RF-VP)」規格品に繊維モルタルで被覆したもので国土交通大臣認定のもの)—汚水、雑排水、雨水、通気、ドレン
コンクリート管JIS A 5372プレキャスト鉄筋コンクリート製品(1類水路用遠心力鉄筋コンクリート管)外圧管1種のB形—

※ 表2.2.8 の注:塩ビ管のRF-VPは屋内用とし、VU、REP-VU及びRS-VUは、屋外埋設用とする。

※ 管材は特記による。仕様書の表は選べる管材の範囲を示すもので、この表から好きに選んでよいという意味ではない。実際に採用する管材は特記仕様書で決まる。

  • ・管材は特記による。表2.2.8 は選べる管材の範囲を示すもので、実際に採用する管材は特記仕様書で決まる。
  • ・表2.2.8 の注。塩ビ管のRF-VPは屋内用とし、VU、REP-VU及びRS-VUは、屋外埋設用とする。屋内と屋外埋設を取り違えると、そのまま手戻りになる。
  • ・つまり JIS K 9798 リサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管(RF-VP)が屋内用。AS 58 排水用リサイクル硬質ポリ塩化ビニル管(REP-VU)と JIS K 9797 リサイクル硬質ポリ塩化ビニル三層管(RS-VU)、および JIS K 6741 硬質ポリ塩化ビニル管のうち VU が屋外埋設用。
  • ・鋼管は JIS G 3442 水配管用亜鉛めっき鋼管と JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管(白管)で、用途は雑排水、通気、ドレン。汚水と雨水は鋼管の用途に入っていない。
  • ・排水用塩ビライニング鋼管は WSP 042 排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管、コーティング鋼管は WSP 032 排水用ノンタールエポキシ塗装鋼管。どちらも用途は汚水、雑排水、雨水、通気で、ドレンは入っていない。
  • ・塩ビ管(JIS K 6741 硬質ポリ塩化ビニル管、AS 58、JIS K 9798、JIS K 9797)の用途は汚水、雑排水、雨水、通気、ドレン。
  • ・耐火二層管は、排水・通気用耐火二層管。JIS K 6741「硬質ポリ塩化ビニル管(VP)」又は JIS K 9798「リサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管(RF-VP)」規格品に繊維モルタルで被覆したもので、国土交通大臣認定のものとする。認定品であることが要件。
  • ・耐火二層管の継手も同じで、JIS K 6739「排水用硬質ポリ塩化ビニル管継手」規格品に繊維モルタルで被覆したもので国土交通大臣認定のものとする。
  • ・コンクリート管は JIS A 5372 プレキャスト鉄筋コンクリート製品(1類水路用遠心力鉄筋コンクリート管)で、備考は外圧管1種のB形。用途欄は空欄。
  • ・継手側の話。満水試験継手は、JPF MDJ 002「排水鋼管用可とう継手」の満水試験用掃除口付ソケットとする。継手形状が異なる場合は、この規格に準ずるものとする。
  • ・継手側の話。通気管及び呼び径25以下の排水管の継手には、JIS B 2301「ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手」及び JIS B 2302「ねじ込み式鋼管製管継手」を使用してもよい。
  • ・厨房排水及び厨房排水用通気の継手に排水鋼管用可とう継手を使用する場合は、JPF MDJ 004「ちゅう房排水用可とう継手」を使用する。
  • ・本ページに載せているのは規格番号と規格名称だけで、JIS 規格の中身(寸法表・材料試験値等)は載せていない。

【消火管の管材(2.1.2.5/表2.2.6)】

表2.2.6 給水、給湯及び消火管 のうち 用途に「消火」を含む行

呼称規格番号規格の名称備考用途
鋼管JIS G 3452配管用炭素鋼鋼管白管消火
鋼管JIS G 3454圧力配管用炭素鋼鋼管STPG370 白管 Sch40/白管 Sch80消火
外面被覆鋼管WSP 041消火用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管SGP-VS(地中配管用)/STPG 370 VS 白管 Sch 40(地中配管用)消火
ステンレス鋼管JIS G 3448一般配管用ステンレス鋼鋼管—給水、給湯、消火
ステンレス鋼管JIS G 3459配管用ステンレス鋼鋼管—給水、給湯、消火

※ 管材は特記による。仕様書の表は選べる管材の範囲を示すもので、この表から好きに選んでよいという意味ではない。実際に採用する管材は特記仕様書で決まる。

本ページで扱う消火は、表2.2.6 に載っている管材の行だけです。消火設備の設計(設置基準・水源・放水量等)は本ページの範囲外なので、消火のカテゴリのページを参照してください。 消火のカテゴリへ

  • ・管材は特記による。表2.2.6 は選べる管材の範囲を示すもので、実際に採用する管材は特記仕様書で決まる。
  • ・鋼管は JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管で、備考は白管。
  • ・圧力配管用は JIS G 3454 圧力配管用炭素鋼鋼管で、備考は STPG370 白管 Sch40 及び 白管 Sch80。
  • ・外面被覆鋼管は WSP 041 消火用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管で、SGP-VS(地中配管用)と STPG 370 VS 白管 Sch 40(地中配管用)。どちらも地中配管用。
  • ・ステンレス鋼管は JIS G 3448 一般配管用ステンレス鋼鋼管と JIS G 3459 配管用ステンレス鋼鋼管が消火にも使える。JWWA G 115 と JWWA G 119 の用途に消火は入っていない。
  • ・表2.2.6 の注。消火用配管は、消防法令に適合するものとする。表に載っていることと消防法令に適合することは別なので、必ず法令側で確認する。
  • ・継手側の話。表2.2.7 の JPF MP 006 ハウジング形管継手の備考は「消火用」。また表2.2.7 の注により、消火用配管の継手は、消防法令に適合するものとする。
  • ・2.4.10 消火配管。主配管には、適切な箇所にフランジ継手を挿入し、取外しを容易にする。消火管は、このほか 2.4.7「給水配管」の当該事項による。
  • ・2.4.1(4)の分岐・合流の決めごと(クロス継手を使わずT継手/相対する2方向への使用禁止)には「ただし、通気及びスプリンクラー消火配管を除く。」というただし書きが付く。ただし書きがどこまで係るかは原文が明示していないため、ここでは原文のまま示すにとどめる。判断が要る場面では仕様書本文で確認すること。
  • ・本ページで扱う消火は表2.2.6 の管材の行だけ。消火設備の設計(設置基準・水源・放水量等)は本ページの範囲外なので、消火のカテゴリのページを参照すること。

【施工で外せない点(第4節 2.4.1/2.4.7/2.4.8/2.4.9)】

排水の区分ごとの決めごと(間接排水にすべき機器・排水口空間・合流と通気の取り方)は 排水の種類と施工ルール が正本です。

  • ・2.4.1(4)分岐又は合流する場合は、クロス継手を使用せず、必ずT継手を使用するものとするが、1つのT継手で相対する2方向への分岐又は相対する2方向からの合流に用いてはならない。ただし、通気及びスプリンクラー消火配管を除く。
  • ・2.4.1(8)給水、給湯、開放系の冷温水及び冷却水配管で、機器接続部の金属材料と配管材料のイオン化傾向が大きく異なる場合(鋼とステンレス、鋼と銅)は、絶縁継手を使用し絶縁を行う。設置箇所及び絶縁継手の仕様は特記による。
  • ・2.4.1(9)塩ビライニング鋼管、耐熱性ライニング鋼管及びポリ粉体鋼管と給水栓、銅合金製配管附属品等との接続で、絶縁を要する場合の継手は、JPF MP 003「水道用ライニング鋼管用ねじ込み式管端防食管継手」及び JPF MP 005「耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管用ねじ込み式管端防食管継手」に規定する器具接続用管端防食管継手を用いる。
  • ・2.4.1(11)配管完了後、管内の洗浄を十分行う。飲料水管の場合は、末端部において遊離残留塩素が 0.2mg/L 以上検出されるまで消毒を行う。
  • ・2.4.1(14)飲料水以外の給水管を設ける場合は、飲料水管との識別を行い誤接続がないこととする。
  • ・2.4.1(10)配管に取付ける計器取付用短管(タッピング等)は、配管材料と同材質とする。
  • ・2.4.1(13)銅管(呼び径32以下)をはんだ付けしたときは、フラックスを除去するため、速やかに水による管内の洗浄を行う。
  • ・2.4.1(12)揚水ポンプ、消火ポンプ、冷却水ポンプ及び冷温水ポンプに取付ける呼び径50以下の逆止弁には、呼び径15以上のバイパス管及び弁を取付ける。ただし、バイパス弁内蔵形は除く。
  • ・2.4.1(3)配管のスリーブに紙製等の仮枠を使用した部分は、配管施工前に必ず仮枠を取外し、配管施工後にモルタル、ロックウール等で充塡する。ロックウールを充塡する場合は、脱落防止の処置を施す。
  • ・2.4.7(1)給水管の主配管には、適切な箇所にフランジ継手を挿入し、取外しを容易にする。呼び径25以下の見え掛り配管には、ユニオンを使用してもよい。
  • ・2.4.7(3)配管中の空気だまりには、エア抜弁又は吸排気弁を設ける。
  • ・2.4.7(5)受水タンク及び高置タンクの排水及び通気管を除く各接続管には、鋼板製タンク及びステンレス鋼板製タンクにあってはベローズ形フレキシブルジョイントを、FRP製タンクにあっては合成ゴム製フレキシブルジョイントを取付ける。各接続管の荷重が直接タンク本体にかからないように支持する。
  • ・2.4.7(5)FRP製タンクのオーバーフロー管は、JIS K 6741「硬質ポリ塩化ビニル管」又は JIS K 9798「リサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管」とする。
  • ・2.4.8(1)ドレン管を除き、排水横枝管等が合流する場合は、必ず 45゚以内の鋭角をもって水平に近く合流させる。
  • ・2.4.8(2)次のものからの排水は、間接排水とする。①食品冷蔵容器、厨房用機器、洗濯用機器(業務用)、医療用機器及び水飲器 ②冷凍機及び冷却塔並びに冷媒又は熱媒として水を使用する装置 ③空気調和用機器 ④水用タンク、貯湯タンク、熱交換器その他これに類する機器 ⑤給湯及び水用各種ポンプ装置その他同種機器。
  • ・2.4.8(3)間接排水管は、水受器その他のあふれ縁よりその排水管径の2倍以上の空間(飲料用の貯水槽の場合は最小150mm以上)を保持して開口しなければならない。水が飛散し支障がある場合は、それに適応した防護方法を講ずる。
  • ・2.4.8(5)3階以上にわたる排水立て管には、各階ごとに満水試験継手を取付ける。
  • ・2.4.8(9)通気管は、排水横枝管等より垂直ないし 45゚以内の角度で取出し、水平に取出してはならない。
  • ・2.4.8(10)各階の通気管を通気立て管に連結する場合は、その階の器具のあふれ縁より 150mm 以上の所で連結する。通気立て管を伸頂通気管に連結する場合もこれによる。
  • ・2.4.8(4)排水立て管の最下部は、必要に応じて、標準図(立て管の床固定要領)により、支持台を設け固定する。
  • ・2.4.8(8)水中ポンプの吐出管は、ポンプ本体に荷重がかからないように、かつ、地震動に対しても堅固に支持する。ポンプを引き上げられるように、吐出管はフランジ接合とし、かつ、逆流を防ぐような立上り部分を設ける。
  • ・2.4.1(5)建築物導入部配管で不等沈下のおそれがある場合は、特記により、標準図のフレキシブルジョイントを使用した方法で施工する。ただし、排水及び通気配管を除く。
  • ・管材は特記による。第4節は施工の決めごとで、使う管材そのものは 2.1.2.5(表2.2.6)・2.1.2.6(表2.2.8)の範囲から特記仕様書で決まる。

【本ページに載せていないもの】

本ページに載せているのは、仕様書が管材を列挙するために用いている規格番号と規格名称だけです。JIS 規格の中身(寸法表・材料試験値等)は有料の規格のため載せていません。寸法・試験値が要る場面では、推測で埋めずに規格本体で確認してください。

本ページで扱うのは、給水・給湯(表2.2.6)、排水・通気(表2.2.8)、および表2.2.6 の消火用の行だけです。冷温水及び冷却水(表2.2.1)、蒸気・高温水・油(表2.2.3)、ブライン(表2.2.4)、冷媒(表2.2.5)の管材は空調側のため、本ページでは扱っていません。

本ページで扱う消火は、表2.2.6 に載っている管材の行だけです。消火設備の設計(設置基準・水源・放水量等)は本ページの範囲外なので、消火のカテゴリのページを参照してください。

本ページに載せているのは、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版(修補版)/国土交通省大臣官房官庁営繕部 の記載範囲だけです。ここにない管種・規格番号・呼び径・圧力・勾配は原文で確認してください。管材は特記によるものであり、実際に採用する管材は特記仕様書で決まります。