空調

ダクトの材料・板厚

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ダクトの区分と長辺から最小板厚を引く参照ページです。材料・形状・系統別の規定もあわせて掲載しています。

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本ページは公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版の記載を整理したものです。実際の工事は設計図書・特記仕様書が優先します

ダクトの材料・板厚

最小板厚

最小板厚

0.5mm
適用表
表3.1.14 低圧ダクトの最小板厚
長辺の区分
450以下mm
常用圧力
正圧 +500以下/負圧 -500以内Pa

⚠️ 注意

  • ダクト両端の寸法が異なる場合は、その最大寸法による板厚を適用します
  • 厨房用排気ダクトの板厚は特記によります(1.14.3.5 なお書き)
計算式・参考文献+

表3.1.14 低圧ダクトの最小板厚(長辺 450以下 mm)の表引き

【ダクトの区分(表3.1.13・単位 Pa)】

区分常用圧力
低圧ダクト正圧 +500以下/負圧 -500以内
高圧1ダクト正圧 +500超〜+1,000以下/負圧 -500超〜-1,000以内
高圧2ダクト正圧 +1,000超〜+2,500以下/負圧 -1,000超〜-2,000以内

常用圧力とは、通常の運転時におけるダクト内圧をいいます。

【最小板厚[mm]】

長辺[mm]低圧(表3.1.14)高圧1・高圧2(表3.1.15)
450以下0.50.8
450超〜750以下0.61.0
750超〜1,200以下0.81.0
1,200超〜1,500以下0.81.2
1,500超〜2,200以下1.01.2
2,200超1.21.2

ダクト両端の寸法が異なる場合は、その最大寸法による板厚を適用します。

【材料の原則】

  • 空調ダクト及び換気ダクトは亜鉛鉄板製とする

    1.14.1(2)。

  • 排煙ダクトは亜鉛鉄板製又は1.5mm以上の鋼板製とし、特記による

    1.14.1(3)。特記がなければ亜鉛鉄板製とする。

  • 亜鉛鉄板のめっき付着量は JIS G 3302 の Z18 以上

    1.14.2.1。JIS G 3302「溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯」。溶接加工した場合は、両面に有機質亜鉛末塗料による防錆処理を行う。

  • 厨房用排気ダクトの板厚は特記による

    1.14.3.5 なお書き。

【形状の原則】

  • 長方形ダクトの縦横比は原則として4以下

    1.14.3.3。

  • 湾曲部の内側半径は、長方形は半径方向の幅の1/2以上

    1.14.1(5)。取れないときはダクト内部に案内羽根を設ける。スパイラルダクトはその半径以上。

  • 断面変形の傾斜角度は拡大部15°以下・縮小部30°以下

    1.14.1(6)。ただしコイル・フィルター等がある場合は拡大部30°以下・縮小部45°以下。超える場合は整流板を設ける。

  • かどの継目は2箇所以上

    1.14.3.4。ただし長辺750mm以下は1箇所以上とし、ピッツバーグはぜ又はボタンパンチスナップはぜとする。

  • コーナーボルト工法ダクトは長辺1,500mm以下に適用

    1.14.3.2。

【系統別の注意】

  • 厨房・浴室等の多湿箇所の排気用長方形ダクトは Nシール+Aシール+Bシール

    2.2.1(3)。

  • 厨房の排気ダクトはダクト内の点検が可能な措置を講ずる

    2.2.1(5)。

  • 排煙ダクトは木材その他の可燃物から150mm以上離して設置する

    2.2.4。

  • 排煙ダクト(亜鉛鉄板製・長方形)はアングルフランジ工法による高圧1又は高圧2ダクトとする

    1.14.10。

  • 外壁を貫通するダクトとスリーブの隙間はバックアップ材等を充填しシーリングして水密を確保する

    2.2.1(2)。

本ページは公共建築工事標準仕様書の記載範囲です。特殊排気(有機溶剤・薬品等)の材質選定は別途検討が必要です

有機溶剤・特定化学物質・粉じん・厨房の排気について、法令が定める制御風速・換気量・除じん方式・排ガス処理方式・ダクトの構造要件は 排気の種類別 設計要件 を参照してください。