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メーカー性能表を引くための数字(必要総荷重・必要揚程の積み上げ・ブーム長/起伏角)を出します。機種の可否判断はこのページでは行いません。
安全上の重要事項
作業半径はどこからどこまで?
概念図・実機寸法ではありません
必要揚程の積み上げ
この4つの合計が 必要揚程 H です。直接入力ではなく内訳から積み上げます。 図の番号バッジと、下の入力欄の番号バッジが対応しています。
段出しと実機ブーム長
段の呼び方も1段あたりの長さも機種ごとに違います。段出しの選択は控え用のラベルで、計算を動かすのは下の実機のブーム長だけです(段数から長さは推定しません)。
性能表・機体表示の実際のブーム長を入れると、起伏角 θ = acos(R ÷ L)、到達揚程 = √(L² − R²) で届くかどうかを判定します。0 のままなら、必要ブーム長の目安 √(R² + H²) と atan(H ÷ R) を出す従来の使い方です。
作業姿勢の概念図
実機の寸法・能力ではありません
※ 関係を掴むための概念図です。車体・アウトリガの形は固定の絵で、実機の寸法とは無関係です。 起伏角 θ は旋回中心とブームフットの水平オフセット・フット高さを 0 とした概算のため、実機はフット高さの分だけ到達揚程が変わります。必ず性能表の作業半径で確認してください。実機のブーム長を入れると、必要揚程の破線と到達高さを比べられます。
クレーン選定の準備計算
計算結果
必要総荷重(荷+吊具)
⚠️ 注意
- 必要ブーム長は √(作業半径² + 揚程²) の幾何値です。ブーム根元高さ・上部余裕は含まない目安です
- 実機のブーム長を入力すると、その姿勢で必要揚程まで届くかを判定します
- ブーム起伏角度は旋回中心とブームフットの水平オフセット・フット高さを0とした概算です。実機は性能表の作業半径で確認してください
- 定格総荷重にはフック等つり具の質量が含まれる(吊り荷質量と直接比べない)
- 荷を吊るとブームがたわみ、作業半径が伸びるだけでなく先端が下がって届く高さも減る(メーカー性能表は たわみ込みの値)
- 『定格の80%以内で計画』等の余裕率は法令値ではなく元請・社内基準。必ず現場の基準を確認
- アウトリガーは最大限張出しが原則(クレーン則70条の5)
入力条件
- 吊り荷質量:2000kg
- 吊り具合計質量:200kg
- 作業半径:8m
- 建物・据付先の高さ:6m
- 荷の高さ+玉掛用具の長さ:2m
- フックのシーブ下がり:1.5m
- 障害物の越え代・上部余裕:1m
- 段出し(控え用ラベル・計算には使いません):基本(全縮)
- 実機のブーム長(0=未入力):0m
計算方法:順算(入力 → 結果) / 計算日時:
計算式・参考文献+
必要総荷重 = 吊り荷質量 + 吊り具合計質量、必要揚程 H = 建物・据付先の高さ + (荷の高さ+玉掛用具の長さ) + フックのシーブ下がり + 障害物の越え代・上部余裕、必要ブーム長の目安 ≒ √(作業半径² + H²)、ブーム起伏角度 ≒ atan(H ÷ 作業半径)、実機ブーム長 L を入力した場合は 起伏角 θ = acos(作業半径 ÷ L)、到達揚程 = √(L² − 作業半径²)
- クレーン等安全規則 第69条(定格荷重を超える使用の禁止)
- クレーン等安全規則 第70条の5(アウトリガー等の張出し)
- 厚生労働省教材(定格総荷重の定義)
計算式・参考文献
必要総荷重 = 吊り荷質量 + 吊り具合計質量、必要揚程 H = 建物・据付先の高さ + (荷の高さ+玉掛用具の長さ) + フックのシーブ下がり + 障害物の越え代・上部余裕、必要ブーム長の目安 ≒ √(作業半径² + H²)、ブーム起伏角度 ≒ atan(H ÷ 作業半径)、実機ブーム長 L を入力した場合は 起伏角 θ = acos(作業半径 ÷ L)、到達揚程 = √(L² − 作業半径²)
- クレーン等安全規則 第69条(定格荷重を超える使用の禁止)
- クレーン等安全規則 第70条の5(アウトリガー等の張出し)
- 厚生労働省教材(定格総荷重の定義)
2つの使い分け
- 実機ブーム長が未定(0)のとき:必要ブーム長の目安 √(R² + H²) と 起伏角 atan(H ÷ R) を出します。「最低これだけの長さが要る」を掴む段階の数字です。
- 実機ブーム長 L を入れたとき:R = L·cosθ の関係から θ = acos(R ÷ L)、到達揚程 = √(L² − R²) を出し、必要揚程 H と比べて届くか/何m足りないかを判定します。段出しを決めた後の確認に使います。
- どちらも ブームフット=旋回中心・フット地上高0 の近似です。 実機はフットに高さがあるため、到達揚程はその分だけ変わります(安全側に余裕を見てください)。
メーカー性能表の読み方
性能表は アウトリガ張出量 × ブーム長 × 作業半径 の3つで引き、 交点に書かれた 定格総荷重 を読みます。
- 定格総荷重には フック・玉掛用具の質量が含まれます。 だからこのページでは「必要総荷重 = 吊り荷 + 吊り具」を出しています(吊り荷質量と直接比べない)。
- 作業半径は旋回中心から 測ります(荷から車体までの距離ではありません)。 上の図の R も旋回中心を起点にしています。
- アウトリガを 最大張出しにできない現場 では、中間張出し・最小張出しの列で引く 必要があり、能力は大きく落ちます。張出量を先に決めてから表を選んでください。
- 段出しの呼び方(孫・ひ孫)も、その段での長さも機種ごとに違います。このアプリは段数から長さを推定しません。実機の表示・性能表から読んだ長さを入力してください。
この数字で性能表を引く手順
- 現場で アウトリガをどこまで張り出せるか を決め、その張出し量の表を選びます。
- 必要揚程 H(積み上げ)と作業半径 R から、必要ブーム長の目安 以上のブーム長の行を選びます。
- その段出しにしたときの 実機のブーム長 を上の欄に入れ、 到達揚程が必要揚程 H を上回るか(届くか)を確認します。
- 作業半径 の列と交わるマスを読み、そこに書かれた定格総荷重が 必要総荷重 を上回っているかを確認します。
- 余裕率(元請・社内基準)を掛けても収まるか、収まらなければ半径を詰める・機種を上げるを検討します。
※ 本ページは 機種名・定格総荷重の数値・段ごとのブーム長を一切持ちません。 段出しにしたときの長さは、実機の表示・性能表から読んで入力する値です。